肩甲骨の周りをツボ押しすることによる効果

身体には頭から足先まで数多くのツボがあります。肩甲骨の周りにも様々なツボがあり、ツボ押しをすることによって、身体に多くのメリットを与えてくれます。

肩貞(けんてい)

肩が痛む肩や腕が上がらない方に対して、腕を上げる筋肉の小円筋(しょうえんきん)の緊張を緩めてくれます。
肩関節の後方、上腕骨と肩甲骨の間にあるくぼみに圧痛点があります。
肩を抱えるように腕を回して中指をツボに当て、皮膚に対して垂直に押します。

天宗(てんそう)

腕を後ろに引く筋肉の棘下筋(きょっかきん)の緊張を緩めて、腕のだるさや痛み、肩の痛みや腕が上がらない方に効果的なツボです。
また、母乳の出をよくする効果もあります。
肩甲骨の中心で、筋肉の出っぱりに圧痛点があります。
仰向けになって両膝をたて、ボールの上にツボがくるようにして体重をかけます。

膏肓(こうこう)

呼吸器疾患だけでなく、疲労して身体が弱っている状態のときに身体を癒してくれます。
肩甲骨を内側へ寄せる筋肉である菱形筋(りょうけいきん)のコリをとる効果もあります。
肩甲骨の真ん中で、内側の縁に圧痛点があります。
膝をたてて仰向けになり、ボールの上にツボを当て体重をかけます。

肺兪(はいゆ)

肺や気管支につながる交感神経に関連があり、肺炎や気管支炎による背中の痛みに効果があります。
さらに、咳や痰に対しても効果的なツボです。
肩甲骨の上から1/3の位置で、背骨の突起である棘突起(きょくとっき)と肩甲骨の中間に圧痛点があります。
膝をたてて仰向けになり、ボールの上にツボを当て体重をかけます。

心兪(しんゆ)

心臓につながる交感神経に関連があり、不整脈や動悸に伴う背中の痛みに効果があります。
肩甲骨の下から1/3の位置で、胸椎の棘突起と肩甲骨の間の真ん中に圧痛点があります。
膝をたてて仰向けになり、ボールの上にツボを当て体重をかけます。

膈兪(かくゆ)

背骨の横を走る筋肉である脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)の緊張を緩めて、腰背部痛に効果があります。
また、膈兪がこっていると胸が苦しくなり眠りが浅くなるので、ツボ押しをすることによって、不眠に対しても効果があります。
第7胸椎棘突起の下から、左右に指幅2本分の位置に圧痛点があります。
膝をたてて仰向けになり、ボールの上にツボを当て体重をかけます。

身柱(しんちゅう)

背中の痛みに効果的で、背骨の中でも力がかかりやすく歪みやすい部位なので、しっかりとツボ押しをします。
第3胸椎棘突起の下縁あたりに圧痛点があります。
膝をたてて仰向けになり、ボールの上にツボを当て身体を斜めにして押します。
痛みに敏感な部位なので、軽く押すようにしましょう。

天廖(てんりょう)

肩を上げる筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)肩甲挙筋(けんこうきょきん)を緩めて、肩こりに効果的なツボです。
肩甲骨の一番とがった位置に圧痛点あります。
中指をツボに当て、皮膚に対して垂直に押します。

肩甲骨のツボ押しは、背部になるのでボールをうまく活用すると効果的にツボ押しができます。
肩甲骨の動きは、肩関節や背骨の可動域に関係しており、肩甲骨の動きが悪くなると、身体に様々なストレスがかかります。
ツボ押しに合わせて、日頃から肩甲骨を動かすようにして柔軟性を保っておくと、肩こりや腰痛、猫背予防につながります。

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