もものツボで痛み改善

大赫穴の場所と効果、支配神経、使い方

大赫穴は足の少陰腎経に属す12番目の経穴です。

足の少陰腎経は足の第5指外側より始まり、太谿穴より別れてかかとの中に入り、下腿内側を上って膝裏の内側に出て大腿内側を上り、長強穴に合流し前に出て盲兪穴まで上って腎に属して膀胱をまといます。

さらに長強穴から直行するものは腎から上って肝臓、横隔膜を貫いて肺に入ってのどを巡って舌に繋がります。

大赫穴は腹部にある経穴のため胃腸の働きを整える効果もあり、また所属している足の少陰腎経の働きも整えるので非常に幅広い効果を持っています。またこの経穴は精力がみなぎる経穴として有名です。大赫穴を刺激する事でEDや男性不妊を解消することができます。また下半身に力が欲しいという方も刺激するとよいでしょう。

大赫穴の場所

大赫穴は腹部にあり、任脈にある中極穴の外方5分に取ります。

また足の少陰腎経の腹部の経穴はすべて前正中線から外方5分です。

5分は1寸の半分で1寸は親指の横幅ですので参考に取穴してください。

大赫穴の効果

大赫穴は上記にもあるように胃腸の働きや足の少陰腎経の働きを整える効果があります。さらに精力を強くする働きがあり、男性はEDを治療することが出来たり、不妊症にも効果的とされています。

大赫穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。

大赫穴の支配神経は以下の通りです。

支配神経:筋枝→肋間神経 皮枝→腸骨下腹神経(前皮枝)

肋間神経は肋骨を動かす筋肉を支配している神経です。また胸部に痛みを感じる際は肋間神経痛になっている場合があり、その時は呼吸をするのも困難になる場合があります。大赫穴は刺激する事でこの肋間神経にアプローチすることができるので、もし肋間神経に異常がある場合は大赫穴を刺激するのもよいでしょう。

また支配神経以外にも筋、靭帯というものもあり、そちらも治療効果に関係しているものですのでチェックしておきましょう。

筋・靭帯:腹直筋

この筋肉は姿勢を維持するときに非常に重要な筋肉です。また腹直筋は良い状態を保つことで骨盤をしっかりと支えることができます。

大赫穴の使い方

まずは押し方の説明をします。

上記の場所を参考にしながら座って行うようにしましょう。

押し方の手順は以下の通りです。

1.大赫穴に人差し指と中指を揃えて当てて、ゆっくり20秒くらいかけて押し込みます。

2.この時に円を描くように押し込むようにしましょう。

3.気持ち良いくらいの圧で押し、ゆっくり離すというのを繰り返します。

4.左右とも3セットほど行いましょう。

以上が押し方です。

次に温めることで経穴を刺激する方法を紹介します。

1.まずタオルを40~45度くらいの熱めのお湯につけ、しっかり絞ったホットタオルを用意します。

2.次に大赫穴にあたるように腹部にホットタオルを置きます。

3.30~40秒ほど大赫穴をホットタオルの上から押し、一度離してまた繰り返すというのを3セット行います。

やっている最中に大赫穴の奥のほうからじわじわと血液が流れるような感覚があり、下腿のほうにも流れるような感覚があれば効果的にできている証拠です。

押すときも温めるときもやりすぎてしまうとだるくなってしまうことがあるので注意して行うようにしてください。

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