おしりのツボ押しでヒップアップ効果

天柱穴の場所と効果、支配神経、使い方

天柱穴は足の太陽膀胱経に属している10番目の経穴になります。

足の太陽膀胱経とは内眼角という目の内側から始まり前頭部を上り、百会穴の所で左右の経絡が交わります。そこから脳に入って後頭部に出て健康晄津の内側を巡って脊柱の両側の後正中線の外側1寸5分を下り、腰のところで脊柱起立筋という筋肉を通ります。

その後腰から下って、臀部、大腿後面を下って膝裏に入ります。

そして頭頚部から分かれた支脈がさらに下腿後面を下り、下腿後外側、外くるぶしの後ろを通って足の第5指の外側端にいきます。

天柱穴はテレビでも紹介されるほど数多くの効果を持ち、身近に感じる痛みをマシにする効果がたくさんあるので、非常に使いやすい経穴です。

天柱穴の場所

天柱穴は後頭部にあり、第2頚椎棘突起と同じ高さで、僧帽筋外縁の陥凹部となっています。

分かりやすく言うと、後髪際の外側1寸5分あたりになりますが、人によって後髪際の位置が変わりますので、そのあたりを押した時に奥に響く感覚があります。

押さえたときに一番よく響くポイントが天柱穴となります。

天柱穴の効果

天柱穴は上記にもあったように数多くの効果を持っています。

例えば頭痛や肩こり、首の痛みやめまいなど頭から首、肩にかけての痛みをはじめ、自律神経の調整や、内臓機能を高める、血液循環を良くするなど痛みだけではなく健康になるための効果も兼ね備えています。

そして天柱穴は他の色々な経穴と組み合わせることでさらなる効果を生み出すことができます。

よく一緒に使う経穴としては、手の陽明大腸経の合谷穴や、手三里穴、足の太陽膀胱経の腎兪、大腸兪、足の陽明胃経の足三里などがあります。

それぞれの経穴の効果を高めるほか、リラックス効果も高いため、気分を落ち着かせることもできます。

天柱穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。

天柱穴の支配神経は以下の通りになります。

支配神経:筋枝→副神経、頸神経叢の枝、脊髄神経後枝 皮枝→大後頭神経

副神経は首を動かしている筋肉を支配しており、天柱穴がある筋肉だけではなく、首の前方にある胸鎖乳突筋などの働きも支配しています。

なのでこの辺りに痛みを感じる場合でも天柱穴を刺激することで痛みが緩和する効果もあします。

また支配神経以外にも筋、靭帯というものもあり、そちらも治療効果に関係しているものとなりますのでチェックしておきましょう。

筋・靭帯:僧帽筋、頭板状筋・頭半棘筋

天柱穴は刺激することでこの神経や筋・靭帯を回復させる働きがあります。

首を上下に動かしたり、肩をすくめる動作の時に使われる筋肉になりますので、その動作をするときに痛みがある場合は刺激することで痛みの緩和につながります。

天柱穴の使い方

まずは押し方の説明をします。

天柱穴は後頭部にある経穴なので、両手で頭全体を握るようにして持ちます。

両手の母指がこの天柱穴に当たるように手を置きましょう。この状態で経穴を押していきます。

押し方の手順は以下の通りになります。

1.母指以外はやさしく頭を支え、母指でゆっくりと円を描くように押します。

2.10秒ほど時間をかけながらゆっくりと行ってください。

3.これを3セットほど繰り返します。

以上が押し方になります。

次に温めて刺激する方法をご説明します。

1.まずタオルを40~45度くらいの熱めのお湯につけ、しっかり絞ったホットタオルを用意します。

2.次にホットタオルを後頭部から耳の上を通るように巻き付け、仰向きになります。

3.この時に床が濡れる恐れがあるため、何か床に敷いて行いましょう。

4.ホットタオルが冷めるまで仰向けで寝てください。

やっている最中に目の奥のほうからじわじわと血液が流れるような感覚があり、眠気が来れば効果的にできている証拠になります。

押すときも温めるときもやりすぎてしまうとだるくなってしまうことがあるので注意して行うようにしてください。

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