お腹のツボ

太衝穴の場所と効果、支配神経、使い方

太衝穴は足の厥陰肝経に属する3番目の経穴です。
足の厥陰肝経は足の第1指の爪の外側部に始まり、足背を通り中封穴に入ります。そこから脛骨前面を上って、大腿内側を巡って陰部に入って、生殖器を循環したのちに下腹に入って気門穴へ入り、胃を挟んで管に属し、日月穴の部で胆をまといます。

さらに横隔膜を貫いて側胸部に散布して、期間、咽頭の後ろを巡り咽頭に出てから眼球のあたりにまで到達し頭頂に出ます。
また、その支脈が眼球のあたりから頬に出て唇を巡ります。
さらに別の支脈は肝から別れ出て横隔膜を貫き肺に注ぎ、下行して中焦に至って手の太陰肺経に繋がります。

太衝穴は厥陰肝経の原穴に属しており、肝臓機能をはじめとする内臓器官の調子を整える働きがあり、さらに下肢の冷えやむくみを解消する効果があります。
胃腸の調子を整えるときは背部の胃の六つ灸を使用することがありますが、この太衝穴を同時に使用することでさらに効果を高めることができます。

太衝穴の場所

太衝穴は足背で、第1・第2指の間にあり、中足骨底接合部遠位の陥凹部です。
丁度足背動脈拍動部の位置にあたります。

太衝穴の効果

太衝穴は上記にもあるように内臓器官の働きを助ける効果があります。
さらに足の冷えやむくみ、イライラや不眠などたくさんの症状に対して効果があり、非常に有用な経穴です。
他の経穴と同時に使用することも多く、そうすることでより効果を高めることができます。

太衝穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。
太衝穴の支配神経は以下の通りです。
支配神経:筋枝→ 外側足底神経 皮枝→深腓骨神経

深腓骨神経は下腿前面にある総腓骨神経から別れ出た神経で、主に下腿の伸筋群を支配しています。
また支配神経以外にも筋、靭帯というものもあり、そちらも治療効果に関係しているものですのでチェックしておきましょう。
筋・靭帯:第1足背骨間筋

足背骨間筋は足の指の屈曲や進展の作用に関与しており、歩行時や踏ん張るときなどに一番使用する筋肉になっています。そのため疲労しやすく、ずっと立ちっぱなしの時にこの筋肉が痛みやすいです。そういったときに太衝穴を使うことで疲労を早く取り除くことができます。

太衝穴の使い方

まずは押し方の説明をします。
上記の場所を参考にしながら座って行うようにしましょう。
押し方の手順は以下の通りです。
1.太衝穴に人差し指を当てて、ゆっくり20秒くらいかけて押し込みます。
2.この時に円を描くように押し込むようにしましょう。
3.気持ち良いくらいの圧で押し、ゆっくり離すというのを繰り返します。
4.左右とも3セットほど行いましょう。
以上が押し方です。
次に爪楊枝を使った方法を紹介します。
指で押すよりも鋭い刺激になるため、痛みが出すぎないように注意して刺激するようにしましょう。
1.まず爪楊枝を5本ほどまとめて輪ゴムなどでとめます。
2.その爪楊枝の束をトントンと当てる離すを繰り返し行います。
3.刺激している部分が赤くなってくるまで行いましょう。

太衝穴は指先に近い部分になっているので、こういった鋭い刺激を何度も当てることでも高い効果を得ることができますので、押すだけではなくこの方法も一緒に使うようにしましょう。

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