太陽穴の場所と効果、支配神経、使い方

太陽穴は経外奇穴の経穴になります。

経外奇穴とは十四経に属さず、単独で治療効果を発揮する経穴になります。

独特な効果を持っている経穴が多く存在し、また、一つ一つの効果も高いものとなっています。

経外奇穴は頭部にあるものだけで35穴以上、全身でみると120穴以上も存在しています。

さらに名前のついていないものもあるため、その数は非常に多いといえます。

太陽穴は眼精疲労や頭痛などに対して効果の高い奇穴で、押した時の響き感覚も非常に強いです。

一般的にこめかみといわれる場所であるため、非常に見つけやすく簡単に押せる経穴になります。

太陽穴の場所

太陽穴は眉毛の外端と外眼角の間から後方へ1寸の所になります。

こめかみの位置になりますので、押しながら確認して取穴するとよいでしょう。

また1寸は親指の幅になりますので、そちらを参考にして取穴してください。

太陽穴の効果

太陽穴は上記にもあるように眼精疲労や頭痛といった症状に対して効果のある経穴になります。

また痛みの緩和にも効果があり、肩の痛みや腕の痛み、膝の痛みなど関節の痛みに対しても使用される場合もあります。

他にも肩こりや首のこりなど筋肉を緩める効果も期待され、肩井穴や天柱穴とともに使用されることが多いです。

太陽穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。

太陽穴の支配神経は以下の通りになります。

支配神経:筋枝→三叉神経(下顎神経) 皮枝→上顎神経頬骨側頭枝

三叉神経は非常に強烈な痛みを引き起こす可能性のある神経で、三叉神経痛と呼ばれるのですが、その三叉神経を直に刺激することができるのが太陽穴になります。

三叉神経の痛みはかなり強烈なため、何かあったときのためにもぜひとも太陽穴の場所はマスターしておきましょう。

また支配神経以外にも筋、靭帯というものもあり、そちらも治療効果に関係しているものとなりますのでチェックしておきましょう。

筋・靭帯:側頭筋

太陽穴のある側頭筋は偏頭痛を治療する際にも刺激する筋肉で、表情筋のバランスを取るのにも非常に重要な筋肉になります。

最近流行っている美容鍼灸でも必ずといっていいほど使われるため、この太陽穴は美容分野でも活躍しています。

太陽穴の使い方

太陽穴を押すときは両手の親指を使って均等に刺激するようにします。

押し方は以下の通りになります。

1.上記の位置を参考にして両方の太陽穴に親指を当てます。

2.そのままゆっくりと円を描くように20秒ほど押し込んでいきます。

3.太陽穴は響き感覚がきついため、少し弱いくらいの刺激で押すのが良いです。

4.これを3セット繰り返します。

以上が押し方になります。

次に温めて刺激する方法をご説明します。

1.まずタオルを40~45度くらいの熱めのお湯につけ、しっかり絞ったホットタオルを用意します。

2.次にホットタオルを両方の太陽穴に当たるように頭から覆うようにして、ホットタオルの上から太陽穴を親指で押し込んでいきます。

3.ホットタオルを使う際は30~40秒ほどかけてゆっくり押し込んでいきましょう。

この時に太陽穴の奥のほうからじんわりと響く感覚があればOKです。

あまり強く刺激しすぎると、気分が悪くなる可能性がありますので、注意して行うようにしてください。

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