集中力を高めるツボ

承泣穴の場所と効果、支配神経、使い方

承泣穴は足の陽明胃経に属している1番目の経穴になります。

足の陽明胃経とは鼻の根元から始まって鼻の外を巡り、上歯の中に入って、巡り出て唇を巡って承漿穴で左右が交わります。

そこから下顎の下縁を通って大迎穴から頬車穴を巡って耳の前に上って客主人穴を通って側頭髪際を巡って額に至ります。

大迎穴から別れた支脈が人迎穴に入ってのどを巡り缺盆穴に入り、そこから胸を下って胃に至ります。

さらに缺盆穴から乳中穴を通りさらに下がってへそを通って気衝穴に入ります。気衝穴から大腿前外側を通って膝関節を巡って下腿前外側を下って足の第2指外端に終わります。

承泣穴は目のかすみや眼精疲労といった眼疾患全般に効果のある経穴になります。

主に睛明穴や攅竹穴、瞳子髎穴とともに用いることが多く、組み合わせることで高い効果を得ることができます。

承泣穴の場所

承泣穴は正視させて瞳孔を通る垂線上で、眼窩下縁との交点に取ります。

承泣穴の部分は少し骨がくぼんでいますので参考に取穴してください。

承泣穴の効果

承泣穴は主に眼疾患に対して効果がありますが、その他にもたくさんの効果があります。

頭痛やめまいがする時にも使用することで症状を緩和させることができます。

今話題の美容鍼灸をする際にも用いられる経穴となっており、ここを刺激することで、顔のたるみやむくみを防止してくれる効果があります。

特に頬のたるみには効果的になります。

承泣穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。

承泣穴の支配神経は以下の通りになります。

支配神経:運動神経 顔面神経(側頭枝・頬骨枝)

知覚神経 上顎神経(三叉神経第2枝)

顔面神経は表情筋を支配している神経になりますので、年齢とともに肌がたるんだりするのが気になる方は承泣穴を刺激して顔面神経へアプローチするのも効果的です。

承泣穴が美容の分野で使用されるのはこの顔面神経にアプローチできることも一つの理由になります。

また支配神経以外にも筋、靭帯というものもあり、そちらも治療効果に関係しているものとなりますのでチェックしておきましょう。

筋・靭帯:眼輪筋

承泣穴は刺激することでこの筋・靭帯を回復させる働きがあります。

眼輪筋は眼精疲労になるとぼてっと腫れぼったくなり、目が開けにくくなります。

ただ、眼輪筋をしっかりほぐして血液循環を良くしておくと目の疲れが取れ、非常に快適に過ごすことができるようになります。

承泣穴の使い方

まずは押し方の説明をします。

承泣穴は顔面部にある経穴なので、両手を使ってしっかり刺激していきましょう。

両手の人差し指か中指使います。

押し方の手順は以下の通りになります。

1.承泣穴に指を当てたら細かく円を描くように押し込んでいきます。

2.10秒ほど時間をかけながらゆっくりと行ってください。

3.これを3セットほど繰り返します。

以上が押し方になります。

次に温めて刺激する方法をご説明します。

1.まずタオルを40~45度くらいの熱めのお湯につけ、しっかり絞ったホットタオルを用意します。

2.次に仰向けになり、ホットタオルを両目の上にかぶせます。

3.この状態でホットタオルの上から承泣穴を上記の押し方で押していきます。

やっている最中に目の奥のほうからじわじわと血液が流れるような感覚があり、眠気が来て安らぐような感覚があればOKです。

押すときも温めるときもやりすぎてしまうとだるくなってしまうことがあるので注意して行うようにしてください。

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