次髎穴の場所と効果、支配神経、使い方

次髎穴は足の太陽膀胱経に属している32番目の経穴になります。

足の太陽膀胱経とは内眼角という目の内側から始まり前頭部を上り、百会穴の所で左右の経絡が交わります。そこから脳に入って後頭部に出て健康晄津の内側を巡って脊柱の両側の後正中線の外側1寸5分を下り、腰のところで脊柱起立筋という筋肉を通ります。

その後腰から下って、臀部、大腿後面を下って膝裏に入ります。

そして頭頚部から分かれた支脈がさらに下腿後面を下り、下腿後外側、外くるぶしの後ろを通って足の第5指の外側端にいきます。

次髎穴は丁度神経が仙骨の穴から出ていく場所にある経穴になります。

そのためかなりの響き感覚が得られますが、非常に高い効果が期待できる経穴になります。

坐骨神経痛や、便秘下痢、内臓の調子が悪いときに使用するとよいでしょう。

次髎穴の場所

次髎穴は第2後仙骨孔で、上後腸骨棘と同じ高さにあります。

第2後仙骨孔がわかりにくいときは正中仙骨陵と上後腸骨棘のちょうど真ん中になりますので、その方法で取穴するとよいでしょう。

次髎穴の効果

次髎穴は上記にもあるように坐骨神経痛をはじめとする下肢への神経痛や、便秘下痢などの腸の症状の緩和、その他の内臓疾患に効果が期待されます。

また女性疾患に対しても効果があり、生理痛のきつい方や生理不順、子宮の病変に対しても効果があります。

次髎穴は期待する効果によって他の経穴と組み合わせて使うことも多いです。

例えば腰痛からくる坐骨神経痛などは腎兪穴や大腸兪穴とともに用いて、どちらの症状も緩和させていく方法を取ります。

他にも腸の調子を整える際は、胃の六つ灸とともに用いることもあります。

次髎穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。

大腸兪穴の支配神経は以下の通りになります。

支配神経:筋枝→脊髄神経後枝 皮枝→中殿皮神経

次髎穴の支配神経である脊髄神経後枝は下肢の筋肉を支配している神経になります。

また、腰部脊椎管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどで、影響を受ける神経でもあり、

坐骨神経痛のもとにもなっている神経です。

また支配神経以外にも筋、靭帯というものもあり、そちらも治療効果に関係しているものとなりますのでチェックしておきましょう。

筋・靭帯:腰背腱膜、仙棘筋

次髎穴は刺激することでこの神経や筋・靭帯を回復させる働きがあります。

仙棘筋はしっかりと緩めておくことで、骨盤を歪まないようにできたり、また仙腸関節に感じる腰痛の予防にもつながります。

次髎穴の使い方

次髎穴は仙骨部にあるため、自分で押すには少し難しくなります。

押す際には座った状態か、うつ伏せで寝ながら押すようにしましょう。

やり方は以下の通りです。

1.腰に手を当てるようにして親指を次髎穴に当てます。

2.仙骨があるため、骨に指が直接当たらないように注意して押しましょう。

3.押したまま20秒ほどキープします。

4.これを3セット繰り返します。

以上が押す方法になります。

次に温めて刺激する方法をご説明します。

1.まず市販の貼るカイロを準備します。

2.カイロを次髎穴に貼るだけです。

カイロを使う方法は非常に簡単にでき、なおかつ効果が高いです。

次髎穴はお尻の割れ目も近くなるので、カイロを張りやすい大きさにカットして貼るとよいでしょう。

ただし皮膚の弱い方は低温やけどをすることも考えられますので、注意して行うようにしてください。

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