腰腿点穴の場所と効果、支配神経、使い方

腰腿点穴とは基本的な経絡や奇経に属さず、それ単体で効果を発揮するとされている経穴になります。

腰腿点穴のような14正経に属さない経穴を経外奇穴と呼び、その数は250傑以上にもなるとされています。

その中でも腰痛に効果の高い経穴として非常に注目されており、取穴のしやすさからも多くの鍼灸師やマッサージ師が使用している奇穴になります。

また、別名として腰痛点穴や、威霊、精霊とも呼ばれています。

腰腿点穴の場所

腰腿点穴は手背にあり、第2・第3中手指節骨底間の下陥凹部と第4・第5中手指節骨底間の下陥凹部の2点になります。

同時に2か所押すことは難しいので一つずつ指の先を使って押すことがポイントになります。

腰腿点穴の場所を押すと奥に響く感覚があります。

押さえたときに一番よく響くポイントが手三里穴となります。

腰腿点穴の効果

腰腿点穴はその名の通り、腰痛に対して効果があります。

ぎっくり腰などの急性腰痛から慢性腰痛まで幅広く使用することができます。

また腰部にある経穴と一緒に使いやすいため、鍼灸治療を行う場合には非常に使われやすい経穴であり、効果も高く見込めます。

さらに腰部の経穴は自分では押しにくいですが、手背にあるためセルフケアとしても使いやすく、また見つけやすいので素人の方でも使っていただけます。

腰腿点穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。

合谷穴の支配神経は以下の通りになります。

支配神経:筋枝→尺骨神経 皮枝→橈骨神経、尺骨神経

尺骨神経は前腕から手指に至る筋肉11種類を支配しています。

また尺骨神経は手関節を通る際に尺骨神経管と呼ばれる管を通るのですが、そこで痛みが生じることもあり、尺骨神経管症候群、またはギヨン管症候群と呼ばれます。

皮枝の橈骨神経、尺骨神経は前腕の皮膚感覚を司っています。

また支配神経以外にも筋、靭帯というものもあり、そちらも治療効果に関係しているものとなりますのでチェックしておきましょう。

筋・靭帯:背側骨間筋

腰腿点穴は刺激することでこの神経や筋・靭帯を回復させる働きがあります。

なので腰痛だけではなく、手曲げ伸ばしなどで痛みが起こるときに使用しても効果が期待できる経穴になります。

腰腿点穴の使い方

まずは押し方の説明をします。

腰腿点穴は手背にある経穴のため、押したい方と反対側の手で刺激していきます。

押し方の手順は以下の通りになります。

1.押したい腰腿点穴側と反対側の手の示指の先を腰腿点穴に当てます。

2.ゆっくりと10秒ほどかけて押し込んでいきます。

3.この時にしっかりと響き感覚が得られているか確認しながら押すようにしてください。

4.これを3セットほど繰り返します。

以上が押し方になります。

次に温めて刺激する方法をご説明します。

1.熱めのシャワーを手背から20秒ほど連続で当て続けます。

2.この時にシャワーの水圧は強めにするようにしてください。

3.20秒たったら一度離し、握る、広げるを繰りかえして筋肉を動かして、もう一度シャワーを当てます。

4.これを3セットほど繰り返してください。

やっている最中に腰腿点穴の奥のほうから響く感覚があればOKです。

押すときも温めるときもやりすぎてしまうとだるくなってしまうことがあるので注意して行うようにしてください。

関連記事

  1. 育毛をしたい人が押す必要があるツボ

  2. 太谿穴の場所と効果、支配神経、使い方

  3. ツボを押してホルモンバランスを整える大切さ

  4. ふくらはぎのツボ

    懸鐘穴の場所と効果、支配神経、使い方

  5. 気海穴の場所と効果、支配神経、使い方

  6. 眠気を生み出すツボを紹介

  7. 梁門穴の場所と効果、支配神経、使い方

  8. 100均で購入することができるツボ押し棒