行間穴の場所と効果、支配神経、使い方

行間穴は足の厥陰肝経に属する2番目の経穴になります。

足の厥陰肝経は足の第1指の爪の外側部に始まり、足背を通り中封穴に入ります。そこから脛骨前面を上って、大腿内側を巡って陰部に入って、生殖器を循環したのちに下腹に入って気門穴へ入り、胃を挟んで管に属し、日月穴の部で胆をまといます。

さらに横隔膜を貫いて側胸部に散布して、期間、咽頭の後ろを巡り咽頭に出てから眼球のあたりにまで到達し頭頂に出ます。

また、その支脈が眼球のあたりから頬に出て唇を巡ります。

さらに別の支脈は肝から別れ出て横隔膜を貫き肺に注ぎ、下行して中焦に至って手の太陰肺経に繋がります。

行間穴は月経に関する女性疾患や、小児に対する疾患などに特殊な効果がみられます。

また、頭痛やめまい、咳、不眠、顔面神経麻痺など幅広く効果のある経穴でもあります。

行間穴の場所

行間穴は足背で、第1・第2指の間にあり、みずかきの赤白肉際にあります。

取穴するときは第1・第2指の中速施設関節の間の陥凹部に取ったほうが正確に取穴できます。

 

行間穴の効果

行間穴は月経方や閉経、月経痛などといった婦人系疾患に主に効果を発揮します。

しかし、上記にもあるように頭痛など幅広く活躍する経穴です。

また、行間穴は五行穴と呼ばれる経穴の中でも比較的効果のある経穴の中のうち、栄穴と呼ばれるものに該当します。

この栄穴は主治として身熱に効果があるとされています。

ですので身体のほてりを感じるときや熱が出たときなどに効果的になります。

また行間穴を刺激すると強い響き感覚がありますので、刺激を強くしすぎると重だるくなることがあるので注意が必要です。

行間穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。

行間穴の支配神経は以下の通りになります。

支配神経:皮枝→深腓骨神経

深腓骨神経は下腿前面にある総腓骨神経から別れ出た神経で、主に下腿の伸筋群を支配しています。

行間穴の場所はこの深腓骨神経の支配筋上には存在していないため、直接筋肉に影響を及ぼすというよりはこの神経に刺激を与えて麻痺を軽減させるなどの効果を発揮します。

そのため、直接筋肉に効果がある経穴ではないですが、皮膚感覚や温度感覚などに刺激を与えることで、気の保養や循環を良くしています。

行間穴の使い方

まずは押し方の説明をします。

上記の場所を参考にしながら座って行うようにしましょう。

押し方の手順は以下の通りになります。

1.行間穴に人差し指を当てて、ゆっくり20秒くらいかけて押し込みます。

2.この時に円を描くように押し込むようにしましょう。

3.気持ち良いくらいの圧で押し、ゆっくり離すというのを繰り返します。

4.左右とも3セットほど行いましょう。

以上が押し方になります。

次に爪楊枝を使った方法を紹介します。

指で押すよりも鋭い刺激になるため、痛みが出すぎないように注意して刺激するようにしましょう。

1.まず爪楊枝を5本ほどまとめて輪ゴムなどでとめます。

2.その爪楊枝の束をトントンと当てる離すを繰り返し行います。

3.刺激している部分が赤くなってくるまで行いましょう。

行間穴は指先に近い部分になっているので、こういった鋭い刺激を何度も当てることでも高い効果を得ることができますので、押すだけではなくこの方法も一緒に使うようにしましょう。

関連記事

  1. 豊隆穴の場所と効果、支配神経、使い方

  2. 頬車穴の場所と効果、支配神経、使い方

  3. 諒設計アーキテクトラーニング口コミ評判

  4. 孔最穴の場所と効果、支配神経、使い方

  5. ツボの刺激前に知っておくと便利な指圧の知識

  6. むくみを解消させられるツボを刺激しよう!

  7. 巨骨穴の場所と効果、支配神経、使い方

  8. 禾髎穴の場所と効果、支配神経、使い方