解渓穴の場所と効果、支配神経、使い方

解渓穴は足の陽明胃経に属する41番目の経穴です。

足の陽明胃経とは鼻の根元から始まって鼻の外を巡り、上歯の中に入って、巡り出て唇を巡って承漿穴で左右が交わります。

そこから下顎の下縁を通って大迎穴から頬車穴を巡って耳の前に上って客主人穴を通って側頭髪際を巡って額に至ります。

大迎穴から別れた支脈が人迎穴に入ってのどを巡り缺盆穴に入り、そこから胸を下って胃に至ります。

さらに缺盆穴から乳中穴を通りさらに下がってへそを通って気衝穴に入ります。気衝穴から大腿前外側を通って膝関節を巡って下腿前外側を下って足の第2指外端に終わります。

解渓穴は胃腸の調子を整える効果のほか足首の痛みを緩和させる効果を持っています。さらに下肢の冷えやむくみに対しても効果的で、自分でマッサージする事でも効果がありますので自宅で押す方もおられます。

解渓穴の場所

解渓穴は足関節を背屈した時に現れる3本の腱がありますが、内側から前脛骨筋、長母指伸筋、長趾伸筋となっています。解渓穴はそのうち長母指伸筋と長趾伸筋の間に取ります。

解渓穴の効果

解渓穴は上記にもあるように胃腸の調子を整えたり下肢のむくみや疲れに対して効果的な経穴となっています。また存在している場所から長母指伸筋と長趾伸筋の働きを良くする効果もあり、足首の動きを良くしたり痛みを緩和させる効果があります。

解渓穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。

解渓穴の支配神経は以下の通りです。

支配神経:筋枝→深腓骨神経 皮枝→浅腓骨神経

深腓骨神経に関連しているため、深腓骨神経麻痺などで下腿外側から足背あたりにかけたての感覚が鈍くなってしまったり、下垂足という状態になってしまったりしますが、そういった症状に対しても解渓穴は効果を発揮します。

また支配神経以外にも筋、靭帯というものもあり、そちらも治療効果に関係しているものですのでチェックしておきましょう。

筋・靭帯:長母指伸筋、長趾伸筋

長母指伸筋や、長趾伸筋は足首を動かしたり保護しています。スポーツなどで捻挫をすると、よくこの筋肉を傷めます。そういったときの痛みの緩和や症状の回復を目的に解渓穴を使用することもあります。

解渓穴の使い方

まずは押し方の説明をします。

上記の場所を参考にしながら座って行うようにしましょう。

押し方の手順は以下の通りです。

1.上記を参考にしながら解渓穴を探し、人差し指でゆっくり20秒くらいかけて押し込みます。

2.この時に円を描くように押し込むようにしましょう。

3.気持ち良いくらいの圧で押し、ゆっくり離すというのを繰り返します。

4.左右とも3セットほど行いましょう。

以上が押し方です。

次に温めることで経穴を刺激する方法を紹介します。

1.まずタオルを40~45度くらいの熱めのお湯につけ、しっかり絞ったホットタオルを用意します。

2.次にホットタオルを解渓穴に当たるように足首の上から巻いていきます。

3.30~40秒ほど上記の押し方で解渓穴を続けて押し、一度離してまた繰り返すというのを3セット行います。

温めることでも高い効果を得ることができますので、押すのと合わせて行うようにしましょう。

ただし、経穴を刺激するときにやりすぎには注意してください。

刺激が強いと後からだるさが出たり、痛みにつながる可能性もあります。

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