頬車穴の場所と効果、支配神経、使い方

頬車穴は足の陽明胃経に属している6番目の経穴になります。

足の陽明胃経とは鼻の根元から始まって鼻の外を巡り、上歯の中に入って、巡り出て唇を巡って承漿穴で左右が交わります。

そこから下顎の下縁を通って大迎穴から頬車穴を巡って耳の前に上って客主人穴を通って側頭髪際を巡って額に至ります。

大迎穴から別れた支脈が人迎穴に入ってのどを巡り缺盆穴に入り、そこから胸を下って胃に至ります。

さらに缺盆穴から乳中穴を通りさらに下がってへそを通って気衝穴に入ります。気衝穴から大腿前外側を通って膝関節を巡って下腿前外側を下って足の第2指外端に終わります。

最近美容鍼灸が世間で流行していますが、その美容鍼灸でもよく使用される経穴です。

また頬車穴は歯ぎしりに対しても効果があり、改善に役立ちます。

さらに、下関穴と一緒に使用することで歯の痛みを軽減させることもできます。

頬車穴の場所

頬車穴は下顎角の前上方にあり、歯をかみしめると咬筋が緊張し、力を抜くと陥凹する場所になります。

もっとわかりやすく言うと、下顎角の前上方1横指(中指)になります。

頬車穴の効果

頬車穴は上記にもあるように美容分野で非常に活躍している経穴の一つです。

同じ経絡上にある巨髎穴や地倉穴なども同じように使用され、高く効果が出るとされています。

頬車穴を刺激すると頬の周りの筋肉が引き締まり、小顔になるといわれています。

また肌のたるみも解消され、二重あごの改善にも役立ちます。

また頬車穴には歯の痛みを抑える効果もあり、前述した下関穴や、合谷穴を一緒に使用することが多く、そうすることでより高い効果を出すことができます。。

頬車穴の支配神経

支配神経とはその経穴を刺激した時にどの神経が知覚し、反応しているのかというものです。

頬車穴の支配神経は以下の通りになります。

支配神経:筋枝 下顎神経  皮枝 下顎神経(三叉神経第3枝)・大耳介神経

下顎神経は主にはの痛みを感知する神経になっていますので、頬車穴を刺激した時に歯の痛みを緩和させる祥子にもなっています。

また支配神経以外にも筋、靭帯というものもあり、そちらも治療効果に関係しているものとなりますのでチェックしておきましょう。

筋・靭帯:咬筋

咬筋はものを食べたりするときに働く筋肉になります。

歯を食いしばったときに頬のあたりに出っ張る固い筋肉が咬筋になります。

頬車穴を刺激する事で、この咬筋を緩めることができ、歯ぎしりを防止したり、顔の歪みを整える効果があります。

頬車穴の使い方

まずは押し方の説明をします。

頬車穴は顔面部にある経穴なので、両手を使ってしっかり刺激していきましょう。

両手の人差し指か中指使います。

押し方の手順は以下の通りになります。

1.頬車穴に指を当てたら細かく円を描くように押し込んでいきます。

2.10秒ほど時間をかけながらゆっくりと行ってください。

3.これを3セットほど繰り返します。

以上が押し方になります。

次に温めて刺激する方法をご説明します。

1.まずタオルを40~45度くらいの熱めのお湯につけ、しっかり絞ったホットタオルを用意します。

2.次に仰向けになり、ホットタオルを顔の上にかぶせます。

3.この状態でホットタオルの上から頬車穴を上記の押し方で押していきます。

やっている最中に頬車穴の奥のほうからじわじわと血液が流れるような感覚があればOKです。

押すときも温めるときもやりすぎてしまうとだるくなってしまうことがあるので注意して行うようにしてください。

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