お腹のツボ

なかなか止まらない、しゃっくりを止めるツボ押し

しゃっくりとは横隔膜の痙攣により起こります。横隔膜は肺の下にある体幹に対して横向きに張っている膜です。この横隔膜が伸びたり縮んだりすることで肺に陰圧を起こして呼吸運動を促します。食べ過ぎや飲みすぎ、急いで飲み食いをした時に横隔膜に刺激が加わり、それがしゃっくりを引き起こします。ほとんどの場合は数分で自然に落ち着きます。しかし酷い場合は何時間も止まらなくなり、人前だと恥ずかしい上に体力も消耗しストレスにもなってしまいます。このような時にしゃっくりを止めるツボ押しを紹介します。

横隔膜に響かせる巨闕(こけつ)穴をツボ押し

巨闕穴は、体の正中線上で剣状突起と呼ばれる胸骨の下にある尖った骨の少し下にあります。剣状突起には横隔膜の一部が付着しているので、横隔膜の痙攣によるしゃっくりを止めるのに巨闕穴は有効とされています。

巨闕穴の刺激方法

①両手の人差し指、中指、薬指を重ねて巨闕穴にあてます

②息を吐きながら痛くない強さでツボ押しします

③息を吐ききったところでツボ押しの力を抜かずそのまま待ちます

④苦しくなったら息を吸いながらツボ押しの圧を緩めます

⑤何度か繰り返すとしゃっくりが止まったり、間隔が広がります

自律神経を調整してしゃっくりを止める内関(ないかん)穴をツボ押し

自律神経が整えば、気持ちが落ち着き内臓への血流も上がります。横隔膜も内蔵のひとつなので、自律神経が落ち着くことで血流が良くなり、痙攣が止まりやすくなります。しゃっくりを止める自律神経の代表的なツボが内関穴になります。内関穴は手のひら側の腕の正中線上で、手首のシワから指二本分肘の方向に向かったところにあります。押さえると自然に手首が曲がるので分かりやすいです。

内関穴の刺激方法

①親指を内関穴にあて、人差し指と中指で挟むように持ちます

②ツボ押しすると中指と肘の方に響く感じがあります

③5秒押したら緩める、これを左右5回繰り返します

④中指や肘に響く感じが軽減すれば効果が期待できます

その名も隔(かく)、横隔膜に直接効果のある耳つぼをツボ押し

耳つぼのひとつで、耳穴のすぐ上にある細い出っ張りが隔というツボです。のの字を描くように耳をかたどるスタート地点のような部分です。耳ツボは反射的に効果が実感できるので、人前でしゃっくりが止まらなくて困っている時は、一番最初にツボ押ししてみると良いです。

隔の刺激方法

①左右の隔に人差し指の腹をあてます

②少し強めに息を吐きながら真っすぐツボ押しします

③息を吐き切り苦しくなったら息を吸いながら戻します

④しゃっくりが楽になるか止まるまで続けます

しゃっくりを止めるツボ押しのまとめ

ツボ押しの他にも、しゃっくりを止める方法は水を飲んだり息を止めてみたり、少し強引ですが舌を引っ張るなどの方法もあります。どれも効果がありますが、人目につくところでは恥ずかしくてできない方法もあります。そのような方法と比較してツボ押しは人目を気にせず行えるので、しゃっくりを止めたいときはツボ押しを活用して下さい。もしツボ押しの効果もなく何日もしゃっくりが続く場合は病気が潜んでいる可能性もあるので、早めに病院で診てもらうことをおすすめします。

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