動悸、息切れに心臓の働きと機能を調整するツボ押し

心臓のポンプ作用が低下してくると起こりやすい症状が動悸と息切れです。30代から40代の女性や更年期にもよく発症します。軽い動悸や息切れであれば心配はありませんが、顔や足の浮腫がでたり夜間における咳き込みなどが伴う場合は重篤な心疾患が潜んでいることもあるので注意してください。

動悸と息切れには心臓の働きを助ける神門、膻中、郄門の3ツボが有効

心臓の機能と働きが低下することで起こる動悸や息切れには心臓に関係するツボが特効穴として使われます。その中でもセルフケアとしてツボ押ししやすい神門、膻中、郄門の3つの心臓の働きに関わるツボを厳選しました。

心臓と繋がり精神も安定させる神門(しんもん)穴をツボ押し

手首の内側の折れ曲がるシワの線上にあるツボです。手首を曲げて一番凹むところにあります。神門穴は心臓の働きや機能に直結したツボです。東洋医学では、心臓は血液をしっかり送り出すだけでなく、精神面をコントロールする働きも担っていると定義しています。神門穴は精神的な不安から起こる動悸にも有効なツボです。

神門穴の刺激方法

①神門の上に親指をあて、人差し指で手首を挟むように持ちます

②優しく親指で刺激するのも良いですが、おすすめはそのまま手首を軽く振ります

③最初は手首の動きも硬いですが、繰り返しているうちに柔らかくなります

④手首がフワッと軽くなる感じがあれば大丈夫です

⑤刺激しすぎると気持ち悪くなるので注意してください

ツボの奥に心臓が収まる膻中(だんちゅう)穴をツボ押し

両乳首を線でむすんだ真ん中で、胸の骨の上にある凹みが膻中穴です。このツボの真下には解剖学的に心臓があります。心臓が悪い場合はこのツボを押すと熱いような痛みを感じることがあります。呼吸が乱れている時にもよく使われるツボです。そのため気持ちを落ち着かせて心臓の働きを調整します。

膻中穴の刺激方法

①中指を膻中穴の上にあてます

②あまりグリグリしないでジワーっと優しく押さえます

③そのまま抑えていると心臓の鼓動が指で感じられます

④呼吸をゆっくり行いながら指に伝わる鼓動が落ち着くまで持続圧

⑤心臓の鼓動が落ち着いたり、圧痛が軽減してくれば大丈夫です

心臓の特効ツボである郄門(げきもん)穴をツボ押し

前腕の内側の手首と肘の中間に郄門穴はあります。郄門穴は心臓の治療には欠かすことのできない特効穴のひとつです。基本的に手首と肘の真ん中にあるツボですが、人によっては少し肘に近い場所にツボの反応が出ることがあります。その場合は押してみてどちらの方が痛いかで決めるようにします。

郄門穴の刺激方法

①郄門穴に親指をあて、四指で前腕を挟むように持ちます

②親指で少し強めに押してみたり、硬くなっているところをほぐすように刺激します

③指先や肘に走るような響きがあれば、それが軽くなるまで続けます

神門穴、膻中穴、郄門穴の有効性

この神門穴、膻中穴、郄門穴の3つのツボを刺激することで、心臓の血液を送り出す働きと同時に心因性の動悸にもアプローチすることができます。動悸や息切れが起こった時だけでなく、普段からこのツボにマッサージすることを習慣にすれば、動悸、息切れの頻度も減少します。続けてもあまり変化が感じられない場合は心臓に重篤な疾患が潜んでいる可能性も少なからずあります。そのような場合は早めに内科など医療機関での受診をおすすめします。

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