汗かきのツボ、復溜、労宮、陰郄で各部の多汗症を抑えるツボ押し

特に暑いわけでもないのに全身に、もしくは局所的に大汗をかいてしまうのが多汗症です。夏の場合は汗が目立たない服装を選んだり、冬は人目につかないけれども服の中には汗がこもることで臭いが気になってしまいます。このような多汗症の改善に効果的なツボ押しを部位別にご紹介します。特定部位のみの多汗症であればそれに対応したツボ押しだけでも大丈夫です。しかし全身の多汗症の場合はすべてのツボを押すようにしてください。

脇の多汗症にお困りなら復溜(ふくりゅう)穴をツボ押し

復溜穴の場所は、内くるぶしから膝に向けて上がること指の横幅3本分のところにあるツボです。脚にむくみがある場合や腎臓が疲労している時は押すと重たい痛みを感じます。体の熱と水分バランスを調整してくれる腎臓の働きと関連するツボです。そのため発汗を抑制する効果があります。

復溜穴の刺激方法

①軽く崩したあぐらの姿勢で右足は右手の親指で、左足は左手の親指で復溜穴を押します

②押さえた親指を足の裏の方向と、膝の方向に行き来するように動かします

③土踏まずのあたりがポカポカしてくればツボ押しの効果は出ています

顔の多汗症にお困りなら労宮(ろうきゅう)穴をツボ押し

労宮穴は手を軽く握ります。中指と薬指の先が当たるちょうど真ん中あたりにツボがあります。労宮をツボ押しすると力が抜けてリラックスできるので、緊張から起こりやすい顔汗を抑える効果があります。また心臓の働きとも関連性があるツボなので、心臓の熱を抑えることで発汗作用を抑制してくれます。

労宮穴の刺激方法

①グーとパーを繰り返してみて今の動きの悪さを確認します

②片方の親指を労宮穴の硬いところに置きます

③ツボ押しはまっすぐではなく指先に向けて押します

④ツボが硬すぎて痛い場合はハンドクリームで滑らせれば緩和します

⑤もう一度グーパーを繰り返して、やりやすくなっていれば終了です

手の多汗症にお困りなら陰郄(いんげき)穴をツボ押し

陰郄穴は、手のひら側の手首のシワの小指側の端にある神門穴から、肘に向けて1.5センチほどの所にあるツボです。体の余分な熱を抜き去るツボとして鍼灸師もよく臨床で使います。自律神経の調整にも役立つことから手汗を抑える効果にも期待が持てます。

陰郄穴の刺激方法

①親指で陰郄穴を押さえ、四指で挟むように持ちます

②親指でゆっくりと4~5回指圧します

③付近には指を動かすための腱があるのでグリグリしないように気をつけます

④小指にかけて響く感じが緩和すれば効果が期待できます

多汗症に効果的な復溜、労宮、陰郄のツボ押しで心身をリラックス

多汗症は体温をコントロールする自律神経の働きが乱れることで起こりやすいです。復溜、労宮、陰郄の3つのツボは、どれも自律神経に関連するツボです。疲労の回復にも効果の期待できるツボになります。また、復溜穴は腎臓との関連性が深いツボなので、ここをツボ押しすることで腎臓の働きが高まります。東洋医学では津液(しんえき)と呼ばれている体内の水の流れを促します。東洋医学の基礎である陰陽五行説による体内で水の働きが高まれば、火の働きが抑えられ体温調節がバランスよく行われるようになります。

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