四十肩/五十肩をどうにかするツボとその症状を解説

中高年になると突然ある日、「肩が上がらない」「腕が後ろに回らなくてトイレでお尻が拭けない」など苦痛に顔を歪める方が現れてきます。ある日突然症状が現れひどくすると数年もそのまま苦痛が続き、「ふと気づくと治っていた」などとよく耳にします。この症状は四十肩とも五十肩とも言われ、実際になってしまうと日常生活にも影響が出てしまいます。

どうしてこのような症状が出るのでしょうか。その原因と一発改善のツボについて紹介します。

西洋医学では限界がある四十肩/五十肩は東洋医学の力で

西洋医学では四十肩/五十肩に対しては痛み止めを処方するか、ブロック注射を投与します。それでも一時的な痛みの緩和にしかならずに泣き寝入りする方は続出します。

そこで出てくるのは伝統ある東洋医学の考え方。経穴は「気(き)」「血(けつ)」の通り道である経絡の重要なポイントです。その経穴を一般的にツボと呼んでいます。このツボを指圧やマッサージすることによってありとあらゆる身体の不調にアプローチすることが可能になります。例外なく、四十肩/五十肩にも有効なツボがあるのです。

<四十肩/五十肩に有効なツボ>

①臑癒(じゅゆ):肩甲骨の肩峰突起のすぐ下にあるくぼみに位置するツボです。

②肩井(けんせい):肩峰突起と第7頸椎の中間部に位置するツボです。

③天宗(てんそう):肩甲骨中央のくぼみにあるツボです。

⇒指圧すると痛いので手のひらで優しく揉み解すと良いでしょう。

④肩ぐう(けんぐう):腕を水平にあげると腕の付け根上に2つくぼみができます。その胸側にあるくぼみが肩ぐうです。

⑤巨骨(ここつ):肩関節外縁直下のくぼみにあるツボです。

⑥肩りょう(けんりょう):肩ぐうの反対側(背中側)のくぼみにあるツボです。

五十肩は原因不明な病気です

四十肩/五十肩についてははっきりとした原因はまだ解明されていないのが現状です。ただ「長時間腕を上げた状態で作業をした後に発症しやすい病気である」ことがわかっています。樹木の剪定や高いところの窓ガラスを拭いていたらその後に発症した症例が多いようです。重いものを持ち上げようとしたりゴルフでスイングしたらいきなり激痛に襲われ、それからはずっと肩を動かすだけで激痛に悩むケースも多々あります。

四十肩/五十肩は肩関節にある「腱板(けんばん)」に強い炎症を起こした時に発症することが最も多い病気です。腱板は血管が少ない部位で加齢とともにもろくなり、傷ついてしまうと修復がしにくい性質があります。

四十肩/五十肩は経過とともに症状が変化していきます。

・発症して6週~9カ月は疼痛が起きて可動域がどんどん狭くなっていきます。⇒このころが最も強く痛みを感じる時期です。

・4~6カ月は可動域が著しく狭くなっていきます。痛みは少し和らいできます。

・6カ月~2年改善に向かっていきます。⇒いつの間にか改善されていくことに気づくことが多いです。

自然治癒しても、長期間肩が動かない状態にあるので元の可動域を確保するまでには戻ることはありません。肩が痛いからと、動かさずに安静を保つのは危険です。痛みが出ない程度に肩を動かし続けるように心がけていくことが大切です。

四十肩/五十肩をどうにかするツボとはまとめ

非常に痛い四十肩/五十肩に効果的な治療は西洋医学には現在のところありません。痛み止めの薬を注射か服用するしかありません。しかし、東洋医学なら改善できるツボがあるのです。

ただし、以下のような場合にはツボを指圧するのは控えて下さい。

・ツボの周辺に怪我など異常があるとき

・飲食直後やサウナから出たばかりのとき

・発熱があるとき

・泥酔のとき

四十肩/五十肩で悩んでいる方は周囲にたくさんいるのではないでしょうか。そのような方を紹介したツボの指圧で助けてあげてみて下さい。

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