苦しい咳が続く慢性気管支炎の時に有効なツボ押し

慢性気管支炎に陥りやすい方は喫煙者が多いですが、空気環境の悪い都市部に住む方にも多く現れる症状です。慢性気管支炎で咳が続くと喉や胸郭も痛くなり、また周囲の目も気になるのでツボ押しで咳を緩和すると良いです。住む環境は簡単に変えることができませんが、喫煙者の方はタバコの量を減らしたり、空気環境が原因の場合はマスクの着用時間を増やすなどツボ押しと合わせて対処して下さい。

気管支の炎症を抑える魚際(ぎょさい)穴をツボ押し

魚際穴は親指の付け根にある拇指球と呼ばれる膨らみの真ん中にあるツボです。皮膚の色が赤みから白みの変色する皮膚の境目にあります。魚際穴は咳や喉の腫れ、気管支の炎症を抑える肺経に属するツボのひとつです。ツボ押ししやすい手にあるツボなので、咳き込みそうな予感がある時に予防としても押えるようにしてください。

魚際穴の刺激方法

①魚際穴に親指をあて人差指で挟むように持ちます

②ツボ押しすると奥に親指の骨を感じるので、その縁を擦るように押します

③手のひらに響くような痛みが緩和するまでツボ押しすると効果が期待できます

肺の膨らむ動きを柔らかくする中府(ちゅうふ)穴をツボ押し

中府穴は鎖骨の下を方に向かって滑らせて肩の骨に突き当ったところから下へ、筋肉の山をひとつ超えた凹みのところにあります。中府穴の奥には呼吸に関係する小胸筋と呼ばれる筋肉があります。この筋肉が正常に動くことで肺呼吸をスムースに行えます。慢性気管支炎などで呼吸が苦しい時に使うと呼吸がしやすくなるツボのひとつです。

中府穴の刺激方法

①中府穴に中指をあてます

②奥に筋肉の硬さを感じる深さまで押していきます

③慢性気管支炎がひどい時は強く押さえると咳き込むので注意してください

④優しくほぐすようにツボ押しします

⑤胸の筋肉全体が温かくなる感じがあれば効果が期待できます

肩甲骨を緩めて肺の働きを助ける膏肓(こうこう)穴をツボ押し

膏肓穴は肩甲骨の内側の上の角と下の角のちょうど真ん中にあるツボです。マッサージなどで押してもらうと心地よいツボです。肩甲骨の動きが悪いと肺が膨らむのを邪魔するので、膏肓穴をツボ押しして肺を膨らみやすくすると気管支への負担が減少します。体が硬い人は自分の手で届かないので、肩こりのツボ押しグッズで対応するか、誰かにツボ押ししてもらって下さい。

膏肓穴の刺激方法

①膏肓穴に手が届く人は中指をあててください

②中指で円を描くようにツボ押しします

③中指は固定したままで肩をゆっくり回すツボ押しも有効です

④肩甲骨の内側に響く痛みが軽くなれば効果が期待できます

慢性気管支炎のツボ押しのまとめ

今回ご紹介した慢性気管支炎に有効なツボ押しは、特に肺の炎症を抑え、さらに膨らむ動きを補助するためのツボです。炎症を抑える魚際穴へのツボ押しは特に問題ありませんが、肺の膨らむ動きを助ける中府穴と膏肓穴は刺激量を間違えると逆に肺への血流が増し過ぎて咳き込む症状が助長してしまったり、呼吸をするときに使う筋肉の動きが鈍くなってしまう可能性もあります。特に膏肓穴はツボ押しすると気持ち良いツボなので、心地よさに負けて刺激しすぎてしまうケースが多いので注意してください。

関連記事

  1. 二日酔いや乗り物酔いの吐き気がある時に押すべきツボ

  2. 肩こりに効果のあるツボ押し

  3. ひざ痛に効くツボの紹介とその原因&対処法

  4. 目のかすみを解消するツボと目がかすむ原因&対処法

  5. 低血圧の改善に欠かせない3つのツボ押し

  6. ふくらはぎのツボ

    自分でできる膝の痛みを緩和するツボ押し

  7. イライラする時やストレスが溜まった時に心が落ち着くツボとは

  8. もものツボで痛み改善

    臨月の時に押すと効果があるツボ押し