風邪の引き始めや治りかけの、せき、たん、くしゃみを緩和するツボ押し

寒くて空気が乾燥するこの冬は、風邪をひきやすく体調を崩しやすい時期です。少しの油断でうっかり風邪をひいてしまうことも多いです。そんな風邪のひきはじめに出る、せき、くしゃみなどの症状や、風邪の治りかけに喉に絡んでしまう、たんなどの症状を緩和するツボ押しを紹介します。

肺の気の流れを整え咳が緩和する尺沢(しゃくたく)穴と中府(ちゅうふ)穴をツボ押し

空気の中には、ほこりやゴミなどの他に細菌やウイルスなども含まれているため、これらの侵入を防ぐ防御反応として咳が起こります。しかし、咳も長時間続くと体力を消耗してしまい免疫力を逆に下げてしまう可能性もあります。そのような時は咳を緩和できる尺沢穴と中府穴をツボ押ししてください。尺沢穴は肘の内側のシワで、シワの中央から指約2本分親指側のかたい筋の外側にあります。中府穴は鎖骨の外側の下のくぼみから指1本分下のところにあります。

尺沢穴の刺激方法

①尺沢穴に親指をあて、四指で包むように持ちます

②少し圧痛がありますが、ほぐれるまでツボ押しします

③圧痛が軽くなれば効果が期待できます

中府穴の刺激方法

①中指を中府穴にあてます

②少し胸に向けて響く感じがあります

③円を描くようにツボ押しして響きが軽くなれば効果が期待できます

鼻水やくしゃみには印堂(いんどう)穴をツボ押し

基本的に、くしゃみや鼻水も空気中の汚れや雑菌の侵入を防ぐための防御反応です。しかし鼻水やくしゃみが長引くと鼻腔粘膜や喉を傷つけてしまうので、苦しい時はツボ押しで緩和してみると良いです。くしゃみ鼻水など、鼻に絡む症状でよく使うツボが印堂穴です。眉間の骨が一番出っ張ったところにあります。ツボ押しすると鼻の奥に響く感じがあると正しいツボを押せています。

印堂穴の刺激方法

①印堂に中指を重ねてあてます

②円を描くようにツボ押しして最後に上方向に引き上げます

③これを3回ほど繰り返します

④鼻の奥が通るような感じがあれば効果が期待できます

たん切りのツボである魚際(ぎょさい)穴をツボ押し

たんは、特に風邪の治りかけに起こります。たんは体内の免疫に防御され死滅した雑菌やウィルスなどでできています。早く排出することで体の回復も早くなります。魚際穴は親指の付け根の膨らみの真ん中あたりで、皮膚の赤色と白色の境目あたりにあるのツボです。とにかく、たんが切れない、喉に絡みついて気持ち悪いときは魚際穴をツボ押ししたり、押しながら、たんを切ってみると良いです。

魚際穴の刺激方法

①魚際穴に親指をあて、中指と人差し指で挟むように持ちます

②中指と人差し指に向けて少し強めにツボ押しします

③親指や手首に響く痛みが緩和すれば効果が期待できます

せき、たん、くしゃみのツボ押しのまとめ

せき、たん、くしゃみはどれも体の正常な防御反応です。症状としては気持ちの良いものではありませんが、自分の体を免疫が頑張って守ってくれていると思うようにして下さい。それでも症状が長期間に渡れば体力を消耗しますし周りの目も気になります。今回ご紹介したツボ押しを活用しながら早めの睡眠をとるなど、疲れを溜めないで体力が回復しやすい生活習慣を心がけるようにして下さい。

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